ソワ が・・・諏訪で・・・翁 オキナ にィ・・・出会ったぁーっっ

去年、尖石縄文考古館での事。私があるガラスケースの周りをグルグル回っていると、ボランティア・ガイド と思しき 一人の老人がやって来て、「何か気になるモノは ありましたか?」。 「・・・・あー これ、なんか 他のと 違う気が して。」「そうです。ここの土器には 二種類あるのです。この筒形土器と同じ系列のものについて、話してあげましょう。この上辺部が表わしているのは、金星をはじめとする天体の運行。 この下側は、大地。 この2つをつなぐものとして 風が巻き起こる。 作り手はそれを思い描くうち、風を この巨大な生き物の形として表わした・・・」  まるで、土器が喋ってるみたいだ。 私の目に、シュメールの焼け爛れた廣野に 竜巻が逆まく情景が とび込んでくる。 掌、指には 粘土の感触 ━ 。       「天と地を結ぶものは 雨ではなく 風だ と云うのですね?」私は答えていました ・・・・・・・・・                あの数十秒の会話で私が体感したことを、ユンギャンの一派は 「身体的無意識を使う」 というのかもしれません。


                           



                              

                                                    南部煎餅鍔付団栗尖底土器                                これカフェ¥250 縄文最最晩期                                                                                     「縄文至宝展」より。

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